[9] 文化・宗教(16名)

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堀越 礼子(ほりこし・れいこ) 取締役 事業・商品開発/イベント戦略担当(東京)

【講演テーマ】
メディアにおける文化財保護と展覧会事業

メディアが文化財保存・活用のために担ってきた役割や貢献を、法隆寺金堂壁画などの例を用い紹介、さらに展覧会の企画・運営の仕事の裏側を具体的に紹介します。

【プロフィール】
展覧会プロデューサー。最新メディアや参加体験型の演出を取り入れた大型博覧会や海外美術展を数多く企画。美術展(大英博・フェルメール・ムンク・クリムト)、古代文明展(ポンペイ・古代エジプト)、恐竜博などを担当。法隆寺金堂壁画保存・活用委員会委員。1998年社会人入社。

石飛 徳樹(いしとび・のりき) 編集委員(東京)

【講演テーマ】
映画のどこをどう見るか

「リテラシー」という言葉がよく聞かれます。映画は何も考えずに見ても十分楽しいものですが、映画特有の見方を知ると、その面白さは何倍にも広がります。

【プロフィール】
1960年大阪市生まれ。神戸大法学部卒。84年朝日新聞社入社。校閲部などを経て95年から文化くらし報道部。【編著書】に「名古屋で書いた映画評150本」「もういちど あなたへ」

吉村 千彰(よしむら・ちあき) GE補佐(東京)

【講演テーマ】
文学賞の決まり方。読書面(書評欄)はどう作られるか。

小説をはじめとする本とのつきあい方、楽しみ方

【プロフィール】
1966年大阪府堺市生まれ。神戸大学文学部卒。89年入社。96年から学芸部(現文化くらし報道部)で読書面や文芸などを担当。

高橋 牧子(たかはし・まきこ) 客員編集委員(東京)

【講演テーマ】
ファッション

過去20数年間、ファッションと時代や人々の生き方との関係に興味を持って取材してきました。広くその関係性や魅力を伝えられたらと思っています。

【プロフィール】
パリやニューヨーク、東京など国内外のデザイナーコレクションや街の流行、ファッションビジネスなどを取材。ファッションと時代との関わりを追求している。連載「やせすぎモデル問題・美の基準とは」「モードの舞台裏」「ファッションってなに?」など。山形県鶴岡市出身。2007年入社。 【著書・編集本】[新ファッションビジネス基礎用語辞典」「日本のレトロ」「高橋牧子のトレンド分析」など

野波 健祐(のなみ・けんすけ) 文化部記者(東京)

【講演テーマ】
エンタメ史、サブカル史

エンターテイメント、サブカルチャーを歴史的な文脈を踏まえて読み解いていきます。

【プロフィール】
1991年、朝日新聞社入社。千葉支局をへて、学芸部(現・文化くらし報道部)へ。映画、音楽、文芸、ゲームなど文化全般を担当。現在、朝日新聞のブックサイト「好書好日」編集長。

飯田 雅裕(はんだ・まさひろ) 総合プロデュース本部プロデューサー(東京)

【講演テーマ】
映画をどのような視点から選び参加しているのか

新聞社が映画製作に参加している目的を、ジャーナリズムの視点と、ビジネスの視点から解説。映画を通して、何を世の中に伝えようとしているのか。今の時代、映画が持っている可能性を探る。

【プロフィール】
カンヌ国際映画祭選出「寝ても覚めても」(2018年)や、アカデミー賞受賞「シェイプ・オブ・ウォーター」(2018作品賞)、「ムーンライト」(2017年作品賞)、ベルリン国際映画祭受賞「犬が島」(2018銀熊賞) など世界三大映画祭で受賞作品に多数参加。日本作品も「この世界の片隅に」に参加。

鈴木 麻之(すずき・あさゆき) 文化事業部長(東京)

【講演テーマ】
新聞社の文化催事、アート・マネジメント

なぜ新聞社が展覧会を主催しているのか? アートと社会を結ぶイベントを企画・運営してきた立場から、メディアが手がけるアート・マネジメントの歴史と最前線を紹介します。

【プロフィール】
1995年入社。美術展やマンガ展、コンサート、オペラをプロデュース。阿修羅展(日本美術展の歴代最多動員記録)、ONE PIECE展(マンガ展の歴代最多動員記録)など担当。文化庁「高校生ニッポン文化大使」企画者。

小原 篤(おはら・あつし) 文化部記者(東京)

【講演テーマ】
アニメ・映画・マンガ

アニメ・マンガ・映画を読み解く面白さ、批評・評論を書くことの面白さ

【プロフィール】
1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。2007年から朝日新聞デジタルでコラム「小原篤のアニマゲ丼」を週刊連載中。12年に日本評論社から「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」を刊行。

小泉 信一(こいずみ・しんいち) 編集委員(前橋)

【講演テーマ】
「寅さん」や昭和歌謡など大衆文化史/北方領土問題

人気映画「男はつらいよ」や昭和歌謡の魅力を大衆文化史の視点で語ります。また、北海道根室での勤務経験から北方領土問題に揺れてきた根室の戦後史についても解説します。

【プロフィール】
二つ顔があり、一つは全国紙唯一の大衆文化担当編集委員。「裏昭和史探検」「東京下町」など著書多数。もう一つの顔は北方史の記者。ソ連崩壊時には北海道・根室に勤務。漁船銃撃や拿捕事件、スパイ船を取材。霞が関の論理ではない北方領土問題を今も取材。1988年入社。

長沢 美津子(ながさわ・みつこ) 編集委員(大阪)

【講演テーマ】
食卓の変遷~戦後の食生活の変遷とメディア/世界のTSUKIJI~東京・築地市場と魚食

食と社会文化をテーマにする編集委員です。戦後の日本の食の変遷について、家庭から外食までメディアの目から伝えます。築地市場については記録の取材も担当しています。

【プロフィール】
93年入社。学芸部(現・文化くらし報道部)で、食とライフスタイルの変化、食の情報化について発信するほか、デジタル特集「築地 時代の台所」を担当。共著に「明日何を食べますか」「料理すること その変容と社会性」

向井 大輔(むかい・だいすけ) 文化部記者(大阪)

【講演テーマ】
古典芸能から見る日本文化と心

一見とっつきにくい古典芸能の世界。ほぼ素人だった記者が担当になってから分かった、その魅力や見方、そこから見えてくる脈々と今に続いている日本の文化や心を紹介する。

【プロフィール】
松江総局や大阪本社社会部などを経て、2011年から生活文化部で、能、狂言、文楽、歌舞伎といった古典芸能から現代演劇までの舞台芸術全般を担当。2018年4月から京都総局にて引き続き伝統文化を取材。2002年入社。

河合 真美江(かわい・まみえ) 編集局員(大阪)

【講演テーマ】
宝塚歌劇、グリーフケア

半世紀近く見続けてきた宝塚歌劇。その魅力を一緒に考えられたらうれしいです。 大切な人を亡くした悲しみに向き合うグリーフケアについてもともに考えたい。

【プロフィール】
1986年入社。東京生まれ。松江支局や整理部、生活文化部、金沢総局長を経験した。宝塚歌劇100周年を取材し、夕刊の「月刊タカラヅカ」担当者のひとり。 亡き人への思いをたどる「喪の旅」を連載中。

筒井 次郎(つつい・じろう) 文化部記者(大阪)

【講演テーマ】
世界遺産、京都と奈良

世界中に1千件余りある世界遺産。このうち国内の25件すべてを含む53カ国413件を実際に訪ねました。美しい写真とともに、魅力的な世界遺産の奥の奥をお話しします。

【プロフィール】
京都、奈良、法隆寺、姫路城といった世界遺産だけでなく、候補地の彦根城や飛鳥・藤原の「ご当地」にも赴任し、取材を重ねる。世界遺産好きが高じ、京都に居を構える。小笠原諸島や五島列島、西表島、縄文遺跡なども訪れた。さいたま市出身。1993年入社。

近藤 康太郎(こんどう・こうたろう) 編集委員(熊本・天草)

【講演テーマ】
音楽、文学、映画など文化全般、文章術、田舎暮らし

【プロフィール】
学芸部、AERA編集部、外報部、ニューヨーク支局、文化部などを経験。東京・渋谷生まれ。1987年入社。 【著書】「3行で撃つ <善く、生きる>ための文章塾」「おいしい資本主義」「リアルロック」「アメリカが知らないアメリカ」「朝日新聞記者が書いた『アメリカ人アホ・マヌケ』論」「朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点」「朝日新聞記者が書いた『アメリカが知らないアメリカ』」「あらすじだけで人生の意味が全部わかる世界の古典13」「成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか」(水野和夫氏との共著)

今井 邦彦(いまい・くにひこ) 専門記者(福岡)

【講演テーマ】
歴史・考古学、文化財保護、サブカルチャー

文化財の観光や地域振興への「活用」が求められる昨今ですが、貴重な文化財を我々の世代で消費することなく子孫へ受け渡すために、「保護」も重視する必要があります。

【プロフィール】
1991年入社。千葉県や島根県、奈良県で遺跡の発掘調査を取材。2003年から大阪本社で高松塚古墳壁画の劣化や、同古墳の石室解体、キトラ古墳の壁画はぎ取り、陵墓公開問題などを担当。13年から歴史・考古学担当編集委員。愛知県豊田市出身。

佐藤 雄二(さとう・ゆうじ) 報道センター記者(名古屋)

【講演テーマ】
文芸同人誌活動、自主製作映画のことなど

文化の情報は東京から発信されるものが多いのが実情ですが、地方発のものにも優れて味わい深いものがたくさんあります。そうしたものを楽しむ目を養いたいと考えています。

【プロフィール】
名古屋本社で20年近く「地方の文化」を紹介する記事を書いてきました。偏食は人を不健康にするからというわけではありませんが、いろんなものを食べてきました。正直なところ、総論みたいなものを語れる特定のジャンルは持ち合わせておりません。