【講演テーマ】
原発や環境、医療、災害など、科学技術全般と社会
11年の東日本大震災と原発事故の発生時は科学医療部長でした。科学記者人生が問われていると感じました。地球温暖化や新型コロナも追っています。
【プロフィール】
大学では理学部で原子核物理、文学部で社会学を学んだ。東京本社科学部、アメリカ総局などを経て、東京本社科学医療部長を務めた。その後5年余にわたり、論説委員として科学社説の起案も。核や人工知能(AI)なども関心事。広島市出身。1984年入社。
【講演テーマ】
原子力災害、震災復興
いま政権が進めている「原発再稼働」や「原発輸出」をみると、福島の教訓がまったくいかされていない危機感を感じます。
【プロフィール】
支局を経て東京本社経済部。2010年4月から経済産業省の取材キャップを務め、「3.11」のときは福島第一原発事故取材をとりまとめた。11年5月に原発災害の最前線である福島総局に赴任し、約3年間、取材の総括キャップにあたる。栃木県出身。1994年入社。
【共著】「闘う東北 朝日新聞記者が見た被災地の1年」
【講演テーマ】
エネルギー・原発政策、福島の原発事故の被害と復興
エネルギーや原発の問題を、主に政策・産業の観点からウォッチしています。福島第一原発事故の被災地復興や被災者支援も取材テーマとしています。
【プロフィール】
1997年に朝日新聞社入社。経済部、社会部、文化くらし報道部などに在籍。エネルギーのほかに、税財政や社会保障制度、流通産業、電機産業などの分野も担当してきました。
【講演テーマ】
地球および地域の環境問題と自然エネルギー
人間活動によって地球環境は限界に近づきつつある。半面、化石燃料時代に終わりを告げるパリ協定が発効するなど、私たちは歴史の転換点にいる。その変革の息吹を伝えたい。
【プロフィール】
東京都出身。広告会社でのコピーライターを経て、1985年朝日新聞に入社。成田支局員、社会部員、青森総局長などを歴任。97年の国連地球温暖化防止京都会議(COP3)以降、国内外の環境・エネルギー問題を中心に取材している。2007年から現職。
【講演テーマ】
災害、環境、原発など
自然災害や環境問題の取材を通じて感じた、自然現象やリスクを扱う難しさと社会的な課題、東日本大震災と福島第一原発事故前後の取材経験などをお話しできると思います。
【プロフィール】
松山、大津支局を経て、科学医療部、くらし編集部、西部報道センターで災害、環境、原発、医療、健康などの分野を担当。「地球異変」企画では南太平洋とリオデジャネイロの現場を取材した。東日本大震災の発生直後は原発事故の取材を担当。1994年入社。
【講演テーマ】
防災、原発、災害への備え
九州で川内原発の再稼働をめぐる問題に、南海トラフ地震の発生が想定される近畿ではそのメカニズムなどの取材出稿に関わりました。どんなリスクがあり、どう備えるべきか。阪神大震災で親族が被災した経験も交え、備えの大切さを伝えたいです。
【プロフィール】
盛岡総局、東京社会部、千葉総局次長、西部報道センター次長、大阪科学医療部次長をへて現職。東京社会部では警視庁担当や、国土交通省担当(運輸)として航空鉄道事故調査などを取材。西部報道センターおよび大阪では災害や原発を主に担当。毎日新聞をへて00年朝日新聞入社。
【講演テーマ】
SDGsと私たち 新聞から広げる世界
将来、どのように暮らしていたいか。そのために今からできることは?SDGs(国連の持続可能な開発目標)を使って社会と世界をとらえ、多様な対話の可能性について考えます。
【プロフィール】
キャンペーン企画「2030 SDGsで変える」を担当。政治部、国際報道部(インドネシア特派員)、オピニオン編集部などで取材。子どもが小さい時は記者職を離れ大学でのジャーナリズム講座を担当。「ひと」欄のデスクもしていました。
【講演テーマ】
原発事故被災者の現状と政策
政府は東日本大震災の避難者2万世帯の住宅提供を打ち切り、医療費無償の打ち切りも決めました。自死する人、ホームレスになる人も出ています。日本は災害大国。被災者のおかれた状況は明日の私たちの姿かもしれません。
【プロフィール】
北海タイムス(休刊)、北海道新聞を経て朝日新聞に。道新での「警察裏金問題」、朝日での原発事故検証連載「プロメテウスの罠」「手抜き除染」報道はいずれも取材班で新聞協会賞受賞。初の単著『地図から消される街』で貧困ジャーナリズム大賞など3賞。2021年に『いないことにされる私たち』を著した。
【講演テーマ】
5アンペア生活/エコハウス/SDGs
原発事故を契機に節電生活を始めて月の電気代は170円台に。八ケ岳南麓で再生可能エネルギー100%のエコハウスづくりも。再エネ100%生活の実践と工夫を伝えます。
【プロフィール】
テレビディレクターを経て新聞記者に。福島で東日本大震災に遭って被災者となる。5アンペア生活の経験を生かして、八ケ岳エコハウス「ほくほく」プロジェクトをスタート。再エネ100%生活を実践する。【著書】「本気で5アンペア」「5アンペア生活をやってみた」
【講演テーマ】
デジタル・情報技術とイノベーション
人工知能に、仮想通貨、ゲノム解析、再生可能エネルギー。一見、異なる分野にみえますが、実は同じ根っこにつながっている。デジタル技術とイノベーションから読み解きます。
【プロフィール】
経済部、アジア総局(バンコク)、アエラ、GLOBE編集部、中国・清華大客員教授などを経て、現職。1980年代終盤に、スパコンや半導体、通信などの日米技術・貿易摩擦を担当したのをきっかけに、先端技術と社会・経済のかかわりをテーマのひとつに。バンコク時代にはアジア通貨危機に遭遇。長野県出身。1982年入社。
【講演テーマ】
防災、災害、科学と社会、科学ジャーナリズム論、気候変動
科学や災害のニュースの読み解き、背景となる人々や組織、政策、社会の変化を踏まえた意味をお伝えします。
【プロフィール】
社会部、科学部、編集委員(災害担当)、科学医療部長などを経て現職。防災や科学、環境、鉄道、選挙などを担当、国内外の災害現場も取材してきました。現在は、原発や環境、科学技術行政などの社説を執筆しています。【著書】『「地震予知」の幻想』『コンビニ断ち 脱スマホ』、【編著】『日本列島ハザードマップ 災害大国・迫る危機』
【講演テーマ】
災害、地球科学、バイオ
科学の取材を長く続けながら、科学と社会の関係を考えてきました。先端生命科学、東日本大震災や南海トラフ巨大地震の取材経験をお伝えしたいと思います。
【プロフィール】
科学医療部員として、災害や医療を取材してきた。大阪本社科学医療部次長、京都総局駐在、アエラ副編集長。著書「不老不死は夢か」。共著「巨大地震の科学と防災」「iPS細胞とはなにか」「脳はどこまでわかったか」など。
【講演テーマ】
科学技術と社会・政治
人工知能やロボット、生命科学や宇宙論、原発といった科学技術の話題と、社会や政治との関わり(研究者や研究費のあり方、軍事研究、ノーベル賞、大学改革など)についてお話します。
【プロフィール】
テクノロジー、原子力、医療、科学技術行政、地震災害、基礎科学、ノーベル賞などを担当。原発担当デスクとして福島第一原発事故の報道に当たった。東京都出身。1989年入社。
【講演テーマ】
水俣病、諫早湾干拓などの環境問題
水俣病、諫早湾干拓、沖縄の米軍基地など、一地方の問題のようで、実は日本社会共通の問題ではないでしょうか。 それを全国に向けて、わかりやすく発信することが目標です。
【プロフィール】
佐賀支局、名瀬通信局(現奄美支局)、調査研究室、長崎総局長、西部報道センター長などを経て、現職。九州、沖縄、山口担当の論説委員として、水俣病、諫早湾干拓、米軍普天間飛行場の移設問題などを担当。福岡県出身。1984年入社。
【講演テーマ】
未解決の戦後補償、震災復興、公共事業
70年が過ぎてもいまだに民間の戦争犠牲者に何の手当もできない日本。ひとの気配の少ない被災地に現れた巨大防潮堤、水需要の目算が外れたのに何の釈明もない長良川河口堰。現場で感じた憤りを共有し、変革を促したい。
【プロフィール】
1988年入社。名古屋、東京社会部などを経て2005年から論説委員(名古屋本社)。2011年、宮古支局長。13年から編集委員(名古屋本社)。環境問題、市民運動を取材してきた。