月刊Journalism(ジャーナリズム)2021年05月号

[ 特集 ]  女性記者の現在地

女性の活躍が目立つマスコミの世界ですが、男性優位の仕組みや制度の改善は進みつつあるものの、まだまだ途上です。そんな中で、存在感のある発信を続ける女性たちに、それぞれの取り組みや問題意識、思いを寄せてもらいました。
◇写真◇ 東京都の小池百合子知事に取材する記者たち。第一線で活躍する女性記者は少なくないが、幹部や管理職への登用は日本のメディアではまだまだ進んでいないのが現状だ区

[ 特集 ] 女性記者の現在地

 

多様なジャーナリズムのために

意思決定の場に「面」で女性を

 与那嶺一枝(沖縄タイムス編集局長)

私はジャーナリストなのか

とらわれずに残したいこと

 吉田千亜(フリーライター)

「働きたい」と「働けない」の間で

夫と「攻守交代」で、変わる風景

 園田清佳(信濃毎日新聞報道部記者)

社会を動かす「スクープの力」

取材重ね、知られざる「本質」を問う

 高梨ゆき子(読売新聞編集委員)

「赤ちゃんポスト」から社会を問う

弱い立場の人々の声なき声を聞く

 森本修代(熊本日日新聞社編集三部次長)

同質の心地よさ脱し多様性を

英字紙の視角から得た気づき

 大門小百合(ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ執行役員・編集局長)

戦争の犠牲になる「真実」

この手に取り戻し、手渡す

 堤 未果(国際ジャーナリスト)

摂食障害で唯一食べられた

お米のすごさを伝えたい

 柏木智帆(お米ライター、元神奈川新聞記者)

子育てシフトを経て再び記者に

競争から離れて見えてきたこと
 北郷美由紀(朝日新聞編集委員)

[ トピックス]

《データジャーナリズム②ー―事例と手法から》

読者と視聴者の利益のために
直感的なビジュアルを目指そう

 矢崎裕一(データ・ビジュアライゼーション実務家兼研究者)

[ 連載 ]

《特ダネの記憶》松本サリン事件

オウムとの「対決」覚悟

「残留物検出」、元旦紙面で特報

完成目前「サリン工場」止める

 三沢明彦(元読売新聞記者)

[メディア・リポート ]

新聞

普天間返還合意、混迷の25年

危険たらい回し、不作為の責任

 松元 剛(琉球新報社取締役編集局長)

出版

人間の発明に寄与する書物の役割

タルドの『経済心理学』から学ぶ

 福嶋 聡(ジュンク堂書店難波店店長)

放送

日テレ番組の「アイヌ差別」表現

被災者の蔑視と同根の問題

 水島宏明(ジャーナリスト・上智大学文学部新聞学科教授)

ネット

プラットフォームのニュースは

「自社モノ」をどう扱うのか?

 三日月儀雄(日本テレビ報道局サイバー戦略部)

[ 海外メディア報告 ]

独メルケル政権の支持率が急落

コロナ対策失敗で国民に謝罪

 熊谷 徹(在独ジャーナリスト)