月刊Journalism(ジャーナリズム)2019年03月号

[ 特集 ]  福島を見つめ、伝える

特集は「震災8年、風化、風評、報道されない日常…… 福島を見つめ、伝える」です。東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故から8年。誇張も過小評価もしていない「等身大の福島を伝えること」をテーマに、福島を見つめ続けている方々に執筆していただきました。
*写真* 福島県浪江町から望む初日の出=2019年1月1日、渡辺幹夫撮影

[ 特集 ]

ペダルを踏んで、見て会って考えた

『奥の細道』を巡る旅から

 ドリアン助川(作家、詩人、歌手)

福島をバイアスから解き放ち

中間集団の再構築を

 開沼 博(立命館大学准教授、福島大学客員研究員、東日本国際大学客員教授)

海越え息づく「盆唄」巡る旅

福島と沖縄、命と営み見つめ

 中江裕司(映画監督)

震災8年、忘却と無関心に抗うために

メディアはプレイヤーとして地域の中に

 小松理虔(ローカルアクティビスト〈地域活動家〉)

復興に節目はあっても区切りはない

課題先進県から課題解決先進県へ

 浦山文夫(福島民報編集局次長兼整理部長)

焼き付いた「固定化」を打ち破る

客観報道こそが「寄り添う報道」

 小野広司(福島民友編集局長)

「可視化」と現実との乖離

平成は、終わらない

 渡辺幹夫(写真家、元朝日新聞社ジャーナリスト学校ディレクター)

「福島をずっと見ているTV」の8年①

報道ではない伝え方を模索

 角 学(NHKプロデューサー)

「福島をずっと見ているTV」の8年②

200万人それぞれの思いを伝える

 小川謙治(映像作家)

「福島をずっと見ているTV」の8年③

撮り続けることは悩み、考え続けること

 原 義和(映像作家)

インタビュー

違う社会をつくる礫になれば

出発点は罪を問い、反省すること

 武藤類子(福島原発告訴団長)

[ トピックス ]

《どうなる日ロ条約交渉》

2島決着さえ見通し立たず

「新冷戦」に身構えるロシア

 駒木明義(朝日新聞論説委員)

《注目! オランダ発、米国進出のオンラインメディア》

PV否定した有料モデル

速さ競わずトレンド重視

 浜田陽太郎(朝日新聞編集委員)

[ 連載 記者講座 ]

スポーツで何を伝えるか㊤競技と向き合う

試合を単に描く記事は価値が低下

求められる記者の独自性や高質性

 中小路 徹(朝日新聞編集委員)

[ メディア・リポート ]

新聞

 トリチウム水に懸念深まる福島

 解決の責任を国は果たすべきだ

 寺島英弥(ジャーナリスト、河北新報論説委員、尚絅学院大学客員教授)

放送

 まるで出来の悪いコメディー番組の

 ギャグのような……

 金平茂紀(TBS「報道特集」キャスター、早稲田大学大学院客員教授)

出版

 『海賊版のダウンロード対策

 静止画も違法化する法案審議

 植村八潮(専修大教授、日本出版学会会長)

ネット

 ニュースに触れてもらうには?

 スマートスピーカーの現状と未来

 小林啓倫(経営コンサルタント)

[ 海外メディア報告 ]

2020大統領選、前哨戦に突入

共和党はトランプ再選が基本路線

 冷泉彰彦(在米作家、ジャーナリスト)