月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年10月号

[ 特集 ]  コロナの秋に読む

特集は「コロナの秋に読む」です。新型コロナウイルス感染拡大でステイホームを余儀なくされ、自宅にいる時間が長くなりました。これまであまり手に取ったことのない書籍に挑戦してみては、と各界で活躍する研究者や作家、メディア関係者にお薦めの書籍を選んでもらいました。
*写真* 書店のブックフェアでは新型コロナウイルスや感染症に関する書籍が並んだ=2020年5月、大阪市内で

[ 特集 ] コロナの秋に読む

 

黒人への執拗で不条理な暴力

BLMの読み解きに必要な10冊

 荒 このみ(東京外国語大学名誉教授)

歴史小説は「一粒で三度美味しい」

虚実を楽しむ取って置きの10冊

 澤田瞳子(小説家)

オルタナティヴな世界を構想する

アナキズムから現在を見つめる10冊

 小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科教授)

人々が生きた現場に立つ

沖縄に向き合う視座を与える7冊

 高良倉吉(琉球大学名誉教授)

普通に生きることの謎を解く

若者について考えるための10冊

 中西新太郎(関東学院大学教授)

欠かせぬ複数軸交差の視点

「日本人」を考える10冊

 下地ローレンス吉孝(立命館大学研究員)

ひらかれた科学を目指して

社会との身近な関係を照らす10冊

 石原安野(千葉大学グローバルプロミネント研究基幹教授)

社会や経済をうまく回すヒント

進化生物学を知るための10冊

 長谷川英祐(北海道大学大学院農学研究院准教授)

「敵」の正体、つかまえよう

「ジェンダー」を読み解く10冊

 林 美子(ジャーナリスト)

記者は覚悟と矜持を持て

司法と時代の裏側を知る10冊

 竹田昌弘(共同通信編集委員兼論説委員)

[ 特集2 コロナと生きる ]

 

「8割おじさん」単独取材

良識試される、感染症報道

 岩永直子(BuzzFeed Japan 記者、編集者)

深刻化する介護人材不足

「介護崩壊」を招かないために

 結城康博(淑徳大学総合福祉学部教授)

[新連載 ]

《特ダネの記憶》

「真犯人、涙の告白」特報

逮捕28年後の再審無罪につなぐ

 井上安正(元読売新聞記者)

[メディア・リポート ]

新聞

本土決戦を国民に指南

戦争協力の極み「防衛新聞」

 藤森 研(日本ジャーナリスト会議代表委員)

放送

コロナ禍で静かに公開続く

テレビ局制作の劇場版映画

 市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)

出版

コロナ禍で変わる出版営業

オンラインによる商談会が増加

 星野 渉(文化通信社専務取締役、NPO法人本の学校理事長)

ネット

コロナ禍で見つかった

市民ニュース・チャンネルの可能性

 高木利弘(クリエイシオン代表取締役)

[ 海外メディア報告 ]

ポル・ポト派幹部の受刑者が死去

現代史を記録するメディアの役割

 木村 文(ジャーナリスト)