月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年01月号

[ 特集 ]  2020 時代を読み解く

特集は「われわれは今どこにいるのか 2020 時代を読み解く」です。今月末に英国の欧州連合離脱期限を迎え、国内では東京五輪・パラリンピック、年末には米国大統領選の一般投票など、20年代の幕開けは賑やかになりそうです。世界と日本の現在地、そして行く末を考えます。
*写真* 建設中の新国立競技場(奥)とオリンピックシンボルのモニュメント=2019年6月、東京都新宿区、嶋田達也撮影

[ 特集 ] 2020 時代を読み解く

 

後退続く先進各国のデモクラシー

中間層縮小でソフトな権威主義台頭

 吉田 徹(北海道大学教授)

トランプ時代に進む米国の地殻変動

「保守」と「リベラル」共に変容

 中山俊宏(慶應義塾大学総合政策学部教授)

もう一つの「世界」創造に向けての試練

中国から見た2019年、そして20

 川島 真(東京大学大学院教授)

温暖化は目前の大量殺人

エネルギー転換は経済もプラスに

 明日香壽川(東北大学教授)

自由自律と平和に向けて

五輪は「生き方のレガシー」を

 関根正美(日本体育大学教授)

「日本大好き」の底にある

愛国=自然の危うさ

 将基面貴巳(ニュージーランド・オタゴ大学教授)

メディアはどう変わる?

次世代通信規格5Gの衝撃

 小林啓倫(経営コンサルタント)

「国民感情」摩擦を深い対話の好機へ

韓国国会議長提案と和解学の必要性

 浅野豊美(早稲田大学政治経済学術院教授)

TVがバラエティー化する理由

その「支配」はいつまで続くのか?

 サンキュータツオ(学者芸人)

[ トピックス ]

#インタビュー#京アニ事件で問われる事件報道

実名報道と発表は分けて考えよう

報道機関の自律的取り組みが必要

 武内大徳(弁護士)

[ 連載 記者講座 ]

ニュースの職人たれ 新聞編集者-㊥10字の勝負

説明せず、見つけ出そう

要約と見出しの違いがそこに

 長谷川 学(朝日新聞編集センター長補佐・名古屋編成担当部長)

[ メディア・リポート ]

新聞

犯罪被害者の実名報道原則

メディアの主張を再検証する

 藤森 研(専修大学文学部教授)

放送

史上最長〟記録の安倍首相

「桜を見る会」でテレビが追及

 水島宏明(ジャーナリスト、上智大学文学部新聞学科教授)

出版

出版物の「再販売価格維持」制度

ネット書店出現で変化のきざし

 星野 渉(文化通信社専務取締役、NPO法人本の学校理事長)

ネット

人類が直面する危機的状況を

「システム思考」で打開せよ

 高木利弘(クリエイシオン代表取締役、マルチメディア・プロデューサー)

[ 海外メディア報告 ]

右翼政党の躍進と極右テロ

歯止め外れたドイツの行方は

 熊谷 徹(在独ジャーナリスト)