月刊Journalism(ジャーナリズム)2019年10月号

[ 第1特集 ]  メディアをめざす若者へ
[ 第2特集 ] 「表現の不自由展・その後」

今月は特集二つ。第1特集「メディアをめざす若者へ」では、巻頭インタビューに政治的発言を積極的にしている俳優の古舘寛治さんに登場していただきました。メディアや、メディアをめざす若い人への期待を語っています。第2特集「表現の不自由展・その後」では、当事者である企画展実行委員の永田浩三さん(武蔵大学教授)が中止に至ったいきさつを話しています。
*写真* 「表現の不自由展・その後」に出展された「平和の少女像」と元慰安婦の写真=219年7月31日、名古屋市東区の愛知芸術文化センター

[ 特集1 ] メディアをめざす若者へ

<インタビュー>

「もの申す」が支える民主主義

「個と全体」見つめ問い続けて

 古館寛治(俳優)

社会変えるプレーヤーにも

旧優生保護法めぐる取材から

 遠藤大志(毎日新聞仙台支局記者)

軸となるのは自分の問題意識

解決のため「情報発信者」になる

 中野円佳(ジャーナリスト)

メディアスクラムの中で失いかけた

私が記者になった〝原点〟

 島袋夏子(琉球朝日放送ニュースデスク)

私が映画記者になるまで

遠回りは役に立つ

 石飛徳樹(朝日新聞編集委員)

「子どももキャリアも」は贅沢か

メディアの働き方に変化の兆し

 岡林佐和(朝日新聞記者)

<朝日新聞若手記者座談会>

テーマを自分で決められる自由さ

デジタルで、やりたいこと重視に

[ 特集2 ] 「表現の不自由展・その後」

「不自由展」中止に働いた力

再開で「過去」解決の糸口を

 臺 宏士(フリーランス・ライター、「放送レポート」編集委員)

文化芸術支援の「自由」と「中立」

「公」は《芸術の空間》を守るのが仕事

 志田陽子(武蔵野美術大学造形学部教授)

もっと世の中を信頼してほしかった

開催中止で問われる主催者の責任

 永田浩三(武蔵大学教授、ジャーナリスト、企画展「表現の不自由展・その後」実行委員)

[ トピックス ]

《日本のジャーナリズム活性化のために》

ひらめき求め、あふれる熱気

米・IRE年次大会から見えたもの

 野口 陽(朝日新聞経済部記者)

[ 連載 記者講座 ]

ブランドを支える校閲の生態-(中)虫の目で確認する

数字と固有名詞に落とし穴

いますぐ役立つ七つの教訓

 前田安正(朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長)

[ メディア・リポート ]

新聞

 表現の自由 立場を超えて守れ

 執拗な抗議は見たい人の目も覆う

  藤森 研(専修大学文学部教授)

放送

 掃海は国防の「水先案内人」

 機雷との戦いで憲法9条変質

  市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)

出版

 書店減少の中で健闘する「街の本屋」

 ネットにはない品ぞろえと接客

  星野 渉(文化通信社専務取締役、NPO法人本の学校理事長)

ネット

 香港デモが世界に示すもの

 人々の自由を奪うIT技術

  高木利弘(クリエイシオン代表取締役、マルチメディア・プロデューサー)

[ 海外メディア報告 ]

嫌中感情を巧みにコントロール

カンボジア政府、メディアも利用

 木村 文(ジャーナリスト)