月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年02月号

[ 特集 ]  原発と民主社会

特集は「東日本大震災から9年 教訓を忘れるな 原発と民主社会」です。原発事故の後始末に苦しみながら復興に取り組む福島の現状や、原発に関する課題などを取り上げました。
*写真* 福島第一原発に並ぶ汚染水の貯蔵タンク=2019年7月10日、福島県大熊町、朝日新聞社機から

[ 特集 ] 原発と民主社会

 

危機を憶いださねばならない理由

「あはれ」から「無常」への9

 玄侑宗久(作家、福聚寺住職)

 

倫理的に成り立たぬ「平和利用」

ドイツの脱原発の背景を探る

 アンドレアス・シングラー(独ジャーナリスト)

 

「結果オーライ」への道筋を探る

トリチウム水の海洋放出問題

 安東量子(NPO法人福島ダイアログ理事長)

泣くことと悲しむことの価値

福島と東北の再生を目指して

 蟻塚亮二(精神科医)

「福島三部作」で原発に揺れた町を描く

民主主義の欠陥を自覚し、新たな熟議を

 谷 賢一(劇作家、演出家、翻訳家)

「正義」は語られてきたか

政治哲学から改めて検証

 小林正弥(千葉大学大学院社会科学研究院教授)

乗り越えるべき二つの問題

将来世代のため決断を

 伊原智人(Green Earth Institute 代表取締役)

決めるのは本当に「科学」なのか

SPEEDI論争が問うもの

 寿楽浩太(東京電機大学工学部人間科学系列准教授)

「中間貯蔵30年」に見る

フィクションと矛盾の連鎖

 大月規義(朝日新聞編集委員)

[ トピックス ]

【米軍撤退後のシリアと隣国イラクを行く】

内戦勃発から9

世界の目が遠のく脅威

 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

[ 連載 記者講座 ]

ニュースの職人たれ 新聞編集者-㊦現場の声は

伝えたい気持ちが一番

見出しは自由につけていい

 長谷川 学(朝日新聞編集センター長補佐・名古屋編成担当部長)

[ メディア・リポート ]

新聞

新基地の不条理、本質突く言葉

「巨匠」の目に映る辺野古の海

 松元 剛(琉球新報社執行役員・編集局長)

放送

地域の制作者が交流する広場

「地方の時代」映像祭、40回目へ

 市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)

出版

近隣国を侮蔑する「ヘイト本」のその後

陳列する書店の責任を考える

 福嶋 聡(ジュンク堂書店難波店店長)

ネット

根底に脱ページビュー競争

メディアに「サブスク旋風」

 伊藤儀雄(「ヤフーニュース 特集」元編集長)

[ 海外メディア報告 ]

SNSをどちらが制するか

カンボジアの与野党対立最前線

 木村 文(ジャーナリスト)