月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年06月号

[ 特集 ]  自粛列島

特集は「自粛列島 コロナ禍から見えてきたリーダーとは、政治とは、日本人とは」です。緊急事態宣言下での情報発信のあり方や、未曽有の事態に直面して日本社会で起きた様々な事象について考えました。
*写真* 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が続き、往来する人の少ない渋谷スクランブル交差点=2020年5月15日、東京都渋谷区、朝日新聞社ヘリから

[ 特集 ] 自粛列島

 

リスクをどう報じるか

~報道にとってのパンデミック対策

 山田健太(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)

政治でなく科学の視点を

感染症はリスク、備えを常に

 加藤茂孝(元国立感染症研究所室長)

人はなぜ買いだめに走るのか

影響力はネットよりテレビ

 橋元良明(東京女子大学現代教養学部教授)

ソーシャルメディアで広がる「デマ」

それに結びつく既存メディア攻撃

 藤代裕之(法政大学教授)

コロナ対応と憲法の相克

前例なき危機に挑む日独の格差

 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)

死と静寂、孤絶に震えた心

イタリア封鎖を「在宅ルポ」

 ステファニア・ヴィティ(伊ジャーナリスト)

ネットの活動が国を動かした

一斉休校に市民が異議と提言

 穗積勇起(認定NPO法人フローレンス)

「自粛」と闘った35日間

演劇の火種は消さない

 シライケイタ(劇団温泉ドラゴン代表)

[ トピックス ]

《コロナ禍に思う》

「おい小僧!」思い出すバッカスの教え

広がるコロナ禍、問われる個の主体性

 小泉信一(朝日新聞編集委員)

《新聞労連のアンケートから》

これからの新聞ジャーナリズムと働き方

三つの危機からの再構築を

 南 彰(新聞労連委員長)

[ 連載 記者講座 ]

開票速報の舞台裏㊤選挙の「法則」

当落判定の基本

強いまちと弱いまちがある

 堀江 浩(朝日新聞編集委員)

[ メディア・リポート ]

新聞

「一極集中」を撃つコロナ禍

地方の自立を促す視点を

 寺島英弥(ローカルジャーナリスト、河北新報社元編集委員)

放送

死刑判決では終わらないやまゆり園事件

植松死刑囚を生んだ社会の歪みを問おう

 市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)

出版

外出自粛で広がる書籍の電子化

絵本をめぐっては著作権侵害も

 植村八潮(専修大学文学部教授、日本出版学会会長)

ネット

新型コロナ関連のデマ拡散に

チャットボットで対抗の動き

 小林啓倫(経営コンサルタント)

[ 海外メディア報告 ]

カンボジア政府、情報監視を強化

「フェイクニュース拡散」で逮捕者も?

 木村 文(ジャーナリスト)