月刊Journalism(ジャーナリズム)2022年08月号

憲法9条の真価・核と向き合う・安倍元首相銃撃 残された課題



◇写真◇ 大阪の海軍軍需工場で、昭和天皇のラジオ放送を聞く動員学徒=1945年8月15日

【特集Ⅰ】憲法9条の真価」

interview

憲法9条は人類の歴史的到達点

核兵器や拒否権より大事なのは

……オーナ・ハサウェイ(聞き手・池田伸壹)

改めて私たちに問われている

平和と安保への感度と見識

青井未帆(学習院大学大学院法務研究科教授)

「個人の尊重」裏打ちする憲法

身近な問題とつながる9

是恒香琳(SEALDs元メンバー)

自衛隊明記論が忘れているもの

~戦後77年の夏に考える

豊 秀一(朝日新聞編集委員)

【特集Ⅱ】核と向き合う

すべての人類の安全保障へ

高まる「軍縮教育」の価値

中村桂子(長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授)

核兵器禁止条約に向き合わぬ

「広島出身」首相の有言不実行

宮崎園子(フリーランス記者)

ポーランドと広島の惨禍

「戦争と核」文学者の絶望

ウルシュラ・スティチェック=ボイェデ(広島大学客員講師)

特集Ⅲ 安倍元首相銃撃 残された課題

民主主義の破壊どう防ぐか

要人テロの歴史から考える

山田 朗(明治大学文学部教授)

アベノミクスとは何だったのか

正体つかめぬ政策、その本質は

原 真人(朝日新聞編集委員)

閣議決定で、集団的自衛権を容認

9条の解釈変更、防衛議論の基軸失う

国分高史(ジャーナリスト)

「森友・加計・桜」が遺した

忖度、弱体野党、メディア分断

坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

《ウクライナ危機と日本本土空襲》

市民の状況、もっと視野に

戦況偏重の報道の転換を

川上泰徳(中東ジャーナリスト)

《戦後補償の現在》

受忍論が阻む戦争被害者救済

平和のための「過去の直視」に壁

北野隆一(朝日新聞編集委員)

《ネット考現学》

偽・誤情報、悪意のある情報

対策の一つにリテラシー教育を

田中志織(朝日新聞ソーシャルメディアディレクター)