月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年05月号

[ 特集 ]  日米安保60年

特集は「日米安保60年 」です。「安保粉砕」をスローガンとする学生や労働者らによる激しい反対運動を経て改定された日米安全保障条約が私たちの社会や生活にどのような影響を与え、変化をもたらしたのか、様々な角度から掘り下げました。
*写真* 国会前で座り込みをする安保反対のデモ隊=1960年6月

[ 特集 ] 日米安保60年

 

関係強化の選択重ねた戦後
説明責任は劣化が加速
 藤田直央(朝日新聞編集委員)

米国依存で、特権清算できず
負担増す地域どう守るか
 山本章子(琉球大学准教授)

秋田魁新報が追った地上イージス計画

地元に過重なリスクを負わせる日本政府

 松川敦志(秋田魁新報社社会地域報道部長)

イラク派遣当事者から見た

日本の役割の推移とリアリティー

 柳澤協二(国際地政学研究所理事長)

映画「ANPO」から10年

芸術に込めた怒りが問う今

 リンダ・ホーグランド(映画監督)

安全保障に科学的議論を

政策選択の羅針盤に

 多湖 淳(早稲田大学政治経済学術院教授)

幻想の「主権国家・日本」

安保60年と地位協定

 前泊博盛(沖縄国際大学大学院教授)

憲法と安保 異なる「押しつけ」の構図

双方を支持する矛盾 背後にある心理は

 ダグラス・ラミス(沖縄キリスト教学院大学大学院客員教授)

[ トピックス ]

《「#MeToo」運動の先進地・米国報告》

差別・暴力…盛んなNGO活動

ジャーナリズム強化に必須

 林 美子(ジャーナリスト)

《代替わり1年 象徴天皇制どこへ》

戦前の残像、断ち切れぬ戦後

「象徴」とは 問われる主権者

 喜園尚史(朝日新聞社会部記者)

[ 連載 記者講座 ]

ファクトチェック・ジャーナリズム ㊦ネット言説を検証

ウェブ時代に即した情報開示と

新型コロナで広がる国際協力

 楊井人文(ファクトチェック・イニシアティブ事務局長)

[ メディア・リポート ]

新聞

コロナ禍でも軍事を優先

不十分な米兵の感染情報

 松元 剛(琉球新報社執行役員・編集局長)

放送

新型コロナで存在感示すテレビ

求められる「通訳」機能とは

 水島宏明(ジャーナリスト、上智大学文学部新聞学科教授)

出版

装幀者・菊地信義から学ぶ

本と読書をつなぐ書店員の仕事

 福嶋 聡(ジュンク堂書店難波店店長)

ネット

新型コロナ対策で広がった

市民や専門家の課題解決型発信

 三日月儀雄(日本テレビ報道局サイバー戦略部)

[ 海外メディア報告 ]

第2次世界大戦後、最大の試練

コロナ危機に揺れる欧州

 熊谷 徹(在独ジャーナリスト)