月刊Journalism(ジャーナリズム)2020年03月号

[ 特集 ]  改革は迷走し、現場は戸惑い…… どうする教育

特集は「改革は迷走し、現場は戸惑い…… どうする教育」です。大学入試改革が迷走して教育現場は戸惑うばかりですが、そもそも教育とはどうあるべきなのか、何が問題なのか、様々な角度から探りました。
*写真* 大学入試センター試験で、受験生にリスニング用のICプレーヤーを配布する担当者=2020年1月、東京都文京区の東京大学

[ 特集 ] どうする教育

 

〈インタビュー〉高等教育無償化プロジェクト「FREE」

重い学費の負担、奨学金返済の恐怖

真の無償化を求め、「出る杭」になる

 斉藤皐稀(FREE総合コーディネーター、東洋大学2年)

 白石桃佳(同、中央大学4年)

ビジネス化する教室

かつて子どもは「種子」だった

 内田 樹(思想家) 

1980年代以降迷走する教育改革

「不確実性の罠」にはまった主体性論

 苅谷剛彦(オックスフォード大学教授)

大学入試は何を問うべきか

「学力の三要素」を批判的検討

 南風原朝和(東京大学名誉教授)

格差社会の今、学校と教育は

子どもの貧困を克服できるか

 青砥 恭(NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事)

個と多様性守るスウェーデン

学校と社会のつながり密接

 アールベリエル松井久子(スウェーデン・トゥンバ高校専任教諭)

国策アクティブ・ラーニングは大博打

〈胴元〉たちの隠れた意図を問う

 小針 誠(青山学院大学教授)

暴力で維持される公教育

学校外の支援と、非暴力の実践を

 山本宏樹(東京電機大学准教授

迷走する安倍政権の教育改革

個人の内面に思想持ち込む

 森 健(ジャーナリスト)

[ トピックス ]

《環境の転換点で開かれたCOP25

気温上昇1.5度未満のために

残された課題とメディアの役割

 石井 徹(朝日新聞編集委員)

[ 連載 記者講座 ]

ファクトチェック・ジャーナリズム-㊤従来の報道との違い

偽情報が氾濫する時代に

メディアの役割を問い直す

 楊井人文(ファクトチェック・イニシアティブ事務局長)

[ メディア・リポート ]

新聞

被災者に寄り添い続けるには

共感保ち「つなぎびと」たれ

 寺島英弥(ローカルジャーナリスト、河北新報社元編集委員、尚絅学院大学客員教授)

放送

ゴーン被告の「大脱走」報道

事件の原点を疑う視点必要

 金平茂紀(TBS「報道特集」キャスター、早稲田大学大学院客員教授)

出版

紙が減り、電子が増えた昨年の出版市場

「電子書籍2.0」時代へ突入か

  植村八潮(専修大学文学部教授、日本出版学会会長)

ネット

「フェイク渋滞」からの警告

99台のスマホが〝現実〟をつくる

 小林啓倫(経営コンサルタント)

[ 海外メディア報告 ]

深まる分断と迷走する民主党

大統領選の構図は不透明

 冷泉彰彦(在米作家、ジャーナリスト)