【登場人物】
先生(先)=まちの財布について何でも知っている
市民(市)=会社員。今度の議員選挙に立候補を予定
記者(記)=今度、行政担当に指名されている
必要な項目を選びチェック
先 引き続きe-Statに触っていこう。前回この画面まで来たよね。ターゲットは福井市の実質収支を調べること。ここでは2013年度から17年度までの5年間としようか。
先 ここから4つの表示項目を絞り込んでいく。上から、右の「項目を選択」をクリックしよう。
市 まず「表章項目」ですね。「項目を選択」をクリック、と。
記 あれ、選択肢が1つしかない。
先 はい。これは絞り込みの必要なし。実は一つ前の画面で表章項目の右に「1/1」とあるのは選択肢が1項目で、その1項目が選ばれていることを示している。だからここを見て1/1ならわざわざ開けてみる必要はない。
選択肢が多い時はまず「全解除」次に検索窓利用
記 なるほど。では次は「決算収支」。10/10だから10項目あるということか。
先 ここでお目当ての「実質収支」を選ぶ。まずは画面右上の「全解除」をクリックして、選択肢の全部のチェックを外す。それから「実質収支」だけにチェックを入れる。最後に一番下の「確定」をクリック。
記 おお、できた。次は「団体名」と。
先 ここは「項目検索」を使う。何せ選択肢が3000以上もあるから。
まず例によって「全解除」ですべてのチェックを外す。
次に下の方の検索窓に「福井市」と入れて、enterキーを押すか、検索窓右の虫眼鏡マークをクリックすると、福井市が検索されて黄色にマーキングされる。
そしたらその左側にチェックを入れて検索完了。最後のチェック、よく忘れるから注意。こんな感じになる。そしたら「確定」
記 確かに「1/3603」になりました。一つが選ばれてるってことですね。
先 最後は時間軸。例によって「全解除」した上で、2017から2013年度までをチェック。最後に「確定」
記 できました。
先 各項目が「1/1」「1/10」「1/3603」「5/30」で選ばれてるよね。では「確定」を押そう。
市 おお。
先 決算カードで確認してみよう。
市 2017年度(平成29年度)と16年度(平成28年度)、合ってますね。やった!
先 表にするまでの基本はこれでOK。次回は表の形を触ってみよう。
記 でもこの年度表記、何とかならないのかなあ。めんどい。。